コーヒー自家焙煎の楽しさ

自家焙煎のメリット

コーヒー豆の種類を覚えながら楽しめる

私自身は最初「~のブレンドコーヒーは美味しい」位しか語ることが無かったのですが、自家焙煎を始めてコーヒー豆の種類を何となく覚えて楽しみが増えました。コーヒー農園の名前、焙煎方法、挽き具合、コーヒーの入れ方など、様々な要素に目を向けるようになり、コーヒーから世界が広がりました。

ちなみに、コーヒーにブレンドが出来た理由の諸説の一つに、カクテルと同じように格別美味しいわけではないコーヒー豆を調合して、美味しくさせているのではないかというものがあります。つまり、ブレンドコーヒーよりブランドになるくらいのコーヒー豆を一種類使ったもののほうが美味しいというのです。

淹れたての美味しさを味わえる

コーヒー豆は焙煎から5時間後~3日くらいの間が特に美味しいとされているようです。
店で焙煎済みのコーヒー豆を購入しても1週間程度経っていることが多く、焙煎から日が浅い珈琲豆を手に入れられるお店が近所にあることは稀かと思います。

酸化が進んだコーヒーの酸味と、焙煎直後の上品な酸味の違いが、馬鹿舌である私でも分かって楽しさが広がります。

比較的安く珈琲を楽しむことが出来る

一般的に、焙煎後の市販の珈琲豆より焙煎前の生豆を購入するほうが安く済みます。生豆は3年ほど賞味期限があるのに対し、焙煎してしまうと珈琲豆の劣化が早くなるので在庫を多く抱えにくいことからも推測できます。

自家焙煎コーヒーのデメリット

家の中に自家焙煎用の器具が増える

プロの自家焙煎に近づけたい方は専用器具の購入が必要になり、支出と必要保管スペースが増えます。しかし、身近に有る調理器具でも自家焙煎が可能で、自分は器具を一つも買い足していません。

商品貼り付け

格安コーヒーよりは高価で手間がかかる

どうしても格安コーヒーよりは高価で、焙煎は15分あれば終わるとはいえ手間もかかります。ですので、平日の忙しい朝はインスタントコーヒーにして、休日に自家焙煎コーヒーでゆったりと楽しんでいます。

珈琲豆の自家焙煎方法

準備物

ガラス蓋付き片手小鍋
小さいザル
生豆

今回は初心者様にオススメのこちらの生豆5パックをレビューしていきます。

手順

①生豆を小鍋に入れ、弱火で炒る

生豆を弱火で炒る際、3秒毎に鍋を振って均等に火が通るようにします。4分後くらいには段々と生豆に色がついてきます。
(炒る前に豆を洗ってしっかり水分を拭くのが順当な方法ですが、自分は手間の割に美味しさがほぼ変わらないので省いています)

②1ハゼが始まる

6分後を目安に、生豆が小さくはぜ始めます(1ハゼ)

③2ハゼが始まる

10分後を目安に、生豆の油がチリチリ焼けて煙と音が出ます。(2ハゼ)
火を弱めてこの温度でキープさせます。
出来上がりを中深煎りで終わらせる場合には、2ハゼのチリチリ音が無くなったら鍋から豆を出します。(約12分半後)

④ザルで豆を冷ます

ザルに豆を入れてよく振ります。薄皮が沢山落ちるので、シンクでやると後片付けが楽です。

⑤5時間ほど寝かす

焙煎直後のコーヒーは、まだスモーキーさが強いので暫く寝かしておくと美味しくなります。ただ、試しに1杯飲んでみるのも楽しいのでオススメです!自由な方法で珈琲を飲めるのも自家焙煎の楽しさかと思います。

まとめ

自家焙煎は必要な道具も少なく市販珈琲豆より少し安いため、意外ととっつきやすい!と感じていただけたなら嬉しいです。
焙煎すると部屋が珈琲の香りに包まれますが、それも楽しさの1つです笑

素敵なコーヒーライフをお過ごし下さいませ。

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